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小島一郎写真集成

小島一郎写真集成

¥3,400価格

「小島一郎ー北を撮る」展 青森県立美術館での回顧展に合わせて出版された作品集です。

2009年1月10日初版

 

年代順かは不明ですが、作者の写真が1冊の中でどんどん変化していきます。

最終的に白と黒のハイコントラストな画面になっていくのですが、写真という「制限」を、より抽象的な表現の領域に向けて開放していくという試みが感じられます。『日本・北国』という一つの文脈の上で、解釈される作品ですが、より作品の変化を注意深く観賞することで、小島が一人の写真家として何を撮るのかという問題に終始することなく、写真という領域について思索し、作品制作に望んでいたことが読み取れるのではないでしょうか。

 

以下出版社説明文よりー

昭和30年代の青森に、北を撮り続けた孤高の写真家がいた──小島一郎(1924-1964)。津軽平野の秋の田で日がな働く農夫たち、寒風吹き荒ぶ下北の浜辺の光景……。過酷な撮影行、傑出した造形感覚、そして独自の暗室技法によって、陰影際立つ鮮烈な写真へと定着された、北の大地・空・人間。39歳で急逝した写真家の熱く短い生、その稀有な達成。第21回写真の会賞、第26回写真の町東川賞「飛弾野数右衛門賞」受賞。

 

コンディション: Used 経年並(カバーに保護)、多少アタリあり

 

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